趣味の登山で山でテント泊するようになってから、いくつかのテントを経てUL思考になり、ローカスギアのクフHBに行き着いた話を書いてみました。
山のテントは過酷な環境で使用されるため、強さ(耐久性)と軽さ(傾向性)が求められます。
ですが強さを求めると骨組み(ポール)が太くなったりあるいは生地が重くなったり。。。
軽さを求めると細く、薄くなり耐久性は下がってしまします。
テントの軽量化と耐久性は一見反比例している、と言えますが、各メーカーが新しい素材や生地の発明によって軽量で耐久性のあるテントが生まれてきた歴史があります。
まだまだ登山経験も浅く、「テントの歴史について語る」なんておこがましいので、登山初心者の頃からある程度経験した今に至るまでに使用してきたテントや、購入を考えたテントについて紹介していきたいと思います。
この記事は下記のような方に向けて書いています
- 山岳テントの購入で迷われている方
- ローカスギア クフHBが気になっている方
憧れと勢いで買ったヒルバーグスタイカ
耐久性 ★★★★★ 携行性 ★☆☆☆☆ 居住性 ★★★★★ コスパ ★☆☆☆☆
キャンプにもハマっていた頃だったのでヒルバーグのかっこよさに憧れ、若いし、重くても山に担いで行けるだろうなんて安易な考えで2人〜3人用テントのスタイカを購入しました。笑

双子池キャンプ場にて
- とにかく憧れのテントだったので使用した時の満足感は半端じゃない
- 見た目も耐久性も、居住性も最高。強風で潰れてるテントがある中びくともしなかった
- 耐久性と引き換えに約4キロという重さ
- ダブルウォールでポール、ペグも多く嵩張る
UL思考になり考えたテント
ヒルバーグを背負って歩いた白馬三山縦走があまりにもキツかったので装備をみなおそうと考え流ようになり、いくつか候補に上がったテントを紹介します。
モンベル ステラリッジ2型
耐久性 ★★★★☆ 携行性 ★★★☆☆ 居住性 ★★★★☆ コスパ ★★★★☆
言わずもがな知れた山岳テント。申し分ない性能とコスパで、テント場に行けば必ずと言っていいほど目にします。
MSR ハバハバ NX
耐久性 ★★★☆☆ 携行性 ★★★☆☆ 居住性 ★★★★☆ コスパ ★★★☆☆
こちらもたまに目にする有名テント。赤と白でめっちゃカッコいい。そして軽量で機能的。
アライテント エアライズ2
耐久性 ★★★★☆ 携行性 ★★★☆☆ 居住性 ★★★★☆ コスパ ★★★★☆
これも超有名テント。山岳用テントなら間違いないと思います。
ファイントラック カミナモノポール2

劔沢キャンプ場にて
- モノポールとシングルウォールなので1キロを切る軽さ。総重量990g
- 前室もあり、張り綱でテントを張ることで居住性も確保されています。
- シングルウォールなので結露が半端ない。
- 通気口が小さいので夏場のテント内がサウナ状態。
フルメッシュに憧れローカスギア クフHBに辿り着く
耐久性 ★★★☆☆ 携行性 ★★★★★ 居住性 ★★★☆☆ コスパ ★★☆☆☆
SNS映えする見た目だけでなくしっかり作り込まれていて使い手に合わせて変幻自在に使える革新的なテントだと思います。

唐松頂上山荘テント場
- テント本体のみで370g。インナーメッシュ、ペグなども含めて870g。
- 夏場暑い時はメッシュ単体で使えて通気性抜群。
- シングルウォールとして使ったり、メッシュインナーを入れてダブルウォールとして使ったり、状況に合わせて様々な使い方ができる。
- バスタブタイプのインナーが数種類あるので前室を作ることも可能。
- シングルウォールとして使ったら当たり前ですが結露が半端ない。
- 三角テントなので4隅はデッドスペースになりがち。
- 支柱となるポール(CP3)であったり、二股化するDPTEを購入したりすると決してコスパがいいとは言えない。
気になっているテント
カミナモノポールもローカスギアKhuhu HBも気に入っていますが、居住性が高くて軽量で、結露しにくい、なんて魔法のようなテントが欲しいと思ってしまいます。笑
現時点で気になっているテントを2つピックアップしました。
ローカスギア『Djedi』
まあお高いので手は出ませんが、DCF-eVentで透湿性能:50,000 g/m2-24hrs (JIS L 1099 B1) という驚きの数字。笑
ドームテントなので居住性も高そう。重量もスタッフサック込みで1kg。
Zpacks『Duplex Tent』
こっちの方が頑張れば手が届きそう。笑
550gって不安になるくらい軽いのに居住性抜群でしかも両サイドから出入り可能。
多分そのうちこれ買います。笑
まとめ
以上僕が使ってきたテントや興味を持っているテントのはなしでした!!
もしこんなテントあるよとか、こんな使い方もあるよって方は是非コメントください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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