湖から本流、河口、海までこなす万能パックロッド フエルコXT711-5S インプレ

Fishing

僕が使っているフエルコのパックロッド、XT711-5Sを紹介したいと思います。

旅先にも持っていけるパックロッドでありながら湖、本流、河口、海など使う場所を選ばないバーサタイルなモデルで、僕も多目的に使ってきました。

今まで湖でトラウト、犀川などでニジマスやブラウン、海ではライトショアジギングでアカハタなどの根魚やイナダやショゴ(カンパチの幼魚)、シイラといった引きの強い青物まで釣ってきました。

初心者目線ですがいろんな場所でいろんな釣りを1本でこなしたい方に自信を持ってお勧めできるロッドだと思います。

この記事は下記のような方向けに書いています。

  • 1本で淡水から気水、海水域までの釣りをこなせるパックロッドが欲しい方
  • フエルコXT711-5Sが気になっている方

それではどうぞ!

XT711-5S スペック

まずはXT711-5Sの情報になります。

ケースがオシャレ。

長さ 7ft11inch(2,413mm)
仕舞寸法 540mm
継ぎ数 5pcs
自重 約180g
テーパー RF レギュラーファスト
ライン PE 0.6-2.0# / Mono 8-12lb
キャストウエイト Max30g
ドラグ設定値 Max3.0kg

その他の特徴として、公式ホームページを見ると

ティップ~ベリーセクションに小口径ガイドを搭載する事によって、キャスト時に起きるラインのバタつきを抑え、これまでとどかなかったあのブレイクや沖の潮目へ、より遠くのスポットにルアーを送り込む事が可能となり、ブランクスとラインとの接地面積の増加により感度の向上にも繋がりました。

と書いてあるとおり、ガイドの数が多い(12個)ことによってスムーズなキャスティングに貢献していると言えます。

赤のスレッドがカッコいいんです。

XT711-5Sを使った釣り場や釣った魚

今までフエルコXT711-5Sを使った釣り場や釣った魚を紹介していきます。

淡水(湖、本流)

奈川渡ダム、本栖湖、犀川、九頭竜川など。

湖では主に10g〜20g前後のスプーンを使った釣りでニジマスやブラウン、イワナ、サクラマス。

本流域では10g前後のスプーンやミノーを使って同じくニジマスなどのトラウトを釣りました。

湖や本流では飛距離が必要になってきますが、7ftでもしっかりルアーの重みを竿に乗せて飛ばすことができます。一番気持ち良く飛ばせるのは20g前後です。

湖や本流では後ろに障害物があったり、足場が限られることも多いですが、そういった場所で711の「ちょうどいい短さ」が発揮されます。またウェーディングした時に8ft台だと竿先が水につくことがありますが711だとそういったことがありません。

ミノーの使用感

いわゆるミノーのトゥイッチングは竿が硬めなので暴れてしまう印象です。逆に流れの強いところや引き抵抗のあるシンキングミノー系などはハリがあることによってしっかりと泳がせることができます。

スプーンの使用感

ハリがあってシャキッとしているのでスプーンを流れに乗せて巻くといった釣りがやりやすいです。

ただ長さが若干短いので本流で対岸付近をコントロールして流すような釣りは長い竿には劣ります。

個人的にレンジバイブやシュガーディープといった流れの強いところで深く潜るルアーを引くのにはもってこいだと感じました。

犀川で

某ダム湖で

海(堤防、サーフ、汽水域)

堤防は主に新潟、静岡の堤防(直江津第3堤防や黒井突堤、用宗、清水、御前崎など)、サーフは糸井川、三保、静岡サーフ、片浜、舞阪以北の遠州灘サーフなど

堤防でのLSJ

堤防では20g〜30gのメタルジグや10センチ前後のプラグを使ったLSJ(ライトショアジギング)に使用しました。やはりここでも20g前後のジグが投げやすかったです。

100均のメタルジグで釣ったサゴシ

30gのメタルジグも全然余裕で投げれます。40gも投げたのですが、40gはかなり竿に負荷がかかっている印象でした(※35gまでが背負える竿です。)

ティップが柔らかく、シャクッた時にいい感じに入るので強くシャクり過ぎてジグが暴れてエビることがないです。

45センチのイナダも5mほどの高さから抜き上げれました。

シイラやショゴ(カンパチの幼魚)をかけた時は竿がバットから曲がってどうしようもない感じになりましたが周りに人がいなかったのであげることが出来ました。笑

ティップとベリーが魚の動きに追従してとてもスリリングで面白かったです。

竿が追従してくれたおかげでバラさず釣れました

海では引き抵抗のあるバイブレーションはキツイですが、表層のプラッキング、スキッピングは竿が短く針があることによってとてもやりやすさ感じました。
サーフゲーム

サーフではヒラメ、回遊してくる青物を狙ったSLJ(サーフショアジギング)に使用しました。

サーフでは10ft台のロッドを通常使用しますが7ftではやはり飛距離の面でかなり苦戦しました。

またサーフは風邪や波が強いことが多いため、ハードコンディション時には大人しく10ftのサーフ専用ロッドを使った方がよさそうです。

ですが、風もなく波も穏やかな日に10g〜20gのワームでてまえをネチネチ探るようなフィネス系の釣りはこなせそうです。ティップが柔らかいので感度も良く、ハリはあるのでワームもある程度飛距離を出せます。

港湾部や河口

メインターゲットの一番最初にあるようにシーバス狙いにバッチリ。だと思います。

旅行のついでに持って行って橋脚の下で釣りしたり、遊びに行ったついでに東京湾を徒歩で攻めたり、数は少ないですがそういったこともやってみて、持ち運びの便利さにパックロッドの真価を感じました。

7ftの長さも、ハリのある感じも、5ピースに分かれるというのも、旅先でふらっと釣りを楽しむのに最適でした。

以上が今までフエルコで釣りをしてきた場所での使用感です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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