ランディングネットの作り方 準備編

Fishing

渓流釣りで使うランディングネットを自作してみたいと思う方向けに僕なりに作り方をまとめてみました!

全て一度に記事にするととても長くなってしまいますので何記事かにわたって手順を説明していきます。

それではまずランディングネットを作成する工程についてざっとみていきましょう!

作成工程

大まかなイメージをまとめる

設計図でもメモ程度でも構いませんのでどんなネットにしたいかを描きましょう。

例えば、グリップはどんな形、素材にするか、どんなフレームの形、内径にするか、などです。

これが決まったらグリップ材とフレーム材を手に入れましょう!

材料を手に入れる

材料はホームセンターの木材でも構いませんし、ネットやフリマを使って銘木を入手してもいいでしょう。

ネットで手に入れる場合、サイズに注意しましょう!

思っていたより小さかった、なんてこともあります。

フレーム材は僕の場合こちらの通販サイトにお世話になっております↓

小物から銘木まで扱っているので必要なものはここで全て揃います。

型枠作成

フレームを加工していく際の型枠を作ります。

グリップの見本を作成してもいいでしょう。

フレームの曲げとグリップの切り出し、整形

フレーム材は乾燥しているので水に浸けて柔らかくします。

水に浸している期間にフレームに曲げ癖をつける型枠を作成します。

ある程度水に浸けて柔らかくなったら型にはめて乾燥させ曲げ癖をつけていきます。

乾燥せている期間にグリップの切り出し、整形、下穴開けまで済ませましょう。

接着

フレーム材に曲げ癖がついたらグリップとフレーム材を接着していきます。

焦らずしっかり接着、圧着させるのが肝です。

全体の荒削り→サンディング

接着が終わるとランディングネットの大まかな形状になっていると思います。

ここから大まかに荒く削り形を整えたらサンディングペーパーの番手を細かくしていきながら表面を滑らかに仕上げていきます。

120→240→400→600→800 等

オイル浸透(木固め)

サンディングがある程度進んだら水の浸透と木の伸縮によるワレを防ぐためにオイルを浸透させます。

乾燥させながらオイルが浸透しなくなるまで繰り返し塗布していきます。

溝、下穴を開ける

最終的に取り付けるネットの穴と溝、ヒートンの下穴を開けていきます。

ここでネットの目の数の分の穴を開けます。数を間違えないように注意しましょう。

仕上げ

仕上げはサンディングをさらに細かくしていき、気が済むまで磨いたら終了です。

オイルフィニッシュとウレタンコーティングでは工程が違ってきます。

オイルフィニッシュの場合

オイル塗布とウエスなどで艶を出して終了になります。

継続的にオイルメンテナンスすることで味が出ます。

ウレタンコーティングの場合

サンディングシーラーを下地で塗った後にウレタンをエアブラシで拭くかハケで塗っていきます。

オイルフィニッシュではだせない艶感が出て仕上がりはとても綺麗ですが、傷がつくとメンテナンスは面倒です。

ネット、ヒートンの取り付け→完成

オイルフィニッシュもしくはコーティングが完了したらいよいよネットとヒートンをつけて完成になります。

ネットは自分で編んで染めてもいいですし、市販のものを購入しても良いでしょう。

以上で全てのランディングネット制作の全ての工程をざっと説明しました。

今後各工程の細かい説明を追記していきたいと思っています!

最初一本の完成までの道のりはなかなか大変ですが自分で作ったランディングネットでいい渓魚をランディングする瞬間は最高です。

うまくいかなくてもそれが味になります。

ぜひ興味がある方はやってみてはいかがでしょうか。

また、趣味程度ですがインスタのDMで制作オーダーも受け付けていますのでお気軽に相談してください。

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