HYPERLITE MOUNTAIN GEAR のタフなヤツ。3400Southwestインプレ Windriderとの違い

Trekking

僕が山で使っているザックHYPERLITE MOUNTAIN GEARの3400 Southwestについて紹介したいと思います。

USブランドなので量販店では見かけませんがULハイカーなら知ってる方は多いと思います。

HYPERLITE MOUNTAIN GEARの中でも一番ハードに日帰りから縦走まで、場所も選ばず多用途に使えるザックだと思います。

また同ブランドの白いWindriderとの違いにも触れて見ました!

この記事はこんな方向けに書いています。

  • HYPERLITE MOUNTAIN GEAR 3400 Southwestが気になっている方。
  • UL系でガシガシ使えるタフなザックを探している方。

この記事が少しでもそんな方のお役に立てたら幸いです!

それではどうぞ!

2400と3400の違い

単純に背負える容量とロールトップ部分の長さ、ザック全体の重さが変わってきます。

2400 容量 40L 本体重量  M 892g
3400 容量 55L   本体重量  M 965g

両サイズともに取り外し可能なアルミステーが標準装備されており、積載重量は9kg〜18kgまでとなっています。

日帰りなどで荷物が軽いときはステーを外すことでザックの軽量化が図ることができ、荷物が多いときはステーがザックの骨組みのように支えとして機能してくれるので、重い荷物でもしっかり背中にフィットします。

Windriderとの違い

HYPERLITE MOUNTAIN GEARといえばSouthwestより白のWindriderの方が有名ではないでしょうか。

MoonlightGear
軽量の恩恵を最大限に生かすUL(ウルトラライト)アウトドアギアをはじめ、世界中から厳選した山道具を販売するお店です。実践で使って本当に使える道具だけを揃えました。

自分も最初は色が違うだけなの?と思っていました。この2つのザックを比べて見ましょう。

容量については2400が40L、3400が55Lで同じです。主な違いは色と素材になります。

Windrider
素材 ボディ : 50D Dyneema®/Poly Hybrid
ボトム : Double reinforced 150D Dyneema®/Poly Hybrid
ポケット : Mesh
カラー ■White
Southwest
素材 ボディ : 150D Dyneema®/Poly hybrid (Black)
ボトム : Double reinforced 150D Dyneema®/Poly hybrid
ポケット : Dyneema® Hardline
カラー ■Black

白のWindriderはボディに50デニールのダイニーマ素材、地面に置くなどしてより擦れやすい底面に150デニールのダイニーマ素材と部分ごとに使い分けているのに対し、

黒のSouthwestは底面からボディまで150デニールのダイニーマ素材でできています。Windriderと比べるとボディの強度は3倍も違うということがわかります。

その分重量は全サイズWindriderの方が80グラム前後軽量です。
ポケット部分に関しては、調べたところWindriderにもメッシュポケットではないものもありました。
自分は夏山登山だけでなく、沢登り、冬山登山でも使いたいと思いより強度があるSouthwastを選びました!また容量は大は小を兼ねると思って3400にしました。

※私は身長173センチ68キロなので背面長Mサイズ(43.18cm-48.26cm)にしました。

USブランドですが150cm以下の方でも背負えるSサイズも用意されているんです!

South West ディティール

大きなフロントポケット

メッシュではないため中身が見えず少しの雨ならビショビショにならず、枝や岩などに擦れても大丈夫です。

ヘルメットやワカンがすっぽり入ります。これでもまだ手袋やアウターなども入りそうです。

ロールトップ式の一気室

1気室なので荷物をガサガサ入れて、クルクルっとしてしまえばパッキングできちゃいます。

ガバッと開くので荷物の出し入れもしやすいです。(例えるとゴミ袋みたいな感じw)

荷物の量に合わせてサイズを変えることができるのはロールトップ式のメリットではないでしょうか。

またザックの入り口が中に巻き込まれるので物理的に水の侵入をシャットアウトできます。

沢登りで水がジャバジャバかかりましたが中身は濡れていませんでした

デメリットとしては1気室なので荷物を小分けにできなかったりパッキングを工夫しないとゴチャゴチャになってしまうことでしょうか。
スタッフサックを使うことで荷物の小分け問題は解決できますし、重いものはザックの上になるようにパッキングするといいですよ!                            パッキングの工夫もアウトドアの醍醐味ではないでしょうか。
背負う重さによって自由に着脱できるステー

ステー自体が背中の湾曲に沿って曲がっている為荷物が重くなってもしっかりと背中全体に荷重を分散させてくれ、体が左右に動いてもザックがぶれることがないです。

また荷物が軽量な時はステーを抜くことで−110gの軽量化ができます。

荷物の容量に合わせて形を変えられるのでいろんなスタイルの登山、アウトドアに合うザックだと思います。

ショルダーハーネス、ウエストベルト

ここは体に直接当たる部分なので背負い心地に直結してくるのでとても重要ですよね。

ショルダーハーネスが肩に食い込む苦行を経験した方は多いんじゃないでしょうか。自分もその一人です。笑

Southwestのショルダーハーネスの厚みは1センチ程度、ウエストベルトはそこまで厚くありませんが幅があります。

SouthwewstはそもそもULザックにカテゴリーされると思うのでそもそも比べるのもナンセンスですが、グレゴリーやオスプレイ等の背負い心地を重視しているザックのハーネス部分に比べると薄いですが他のUL系ザックと比べるとしっかりしています。

また前述したステーによって荷重分散がうまくできているので長時間背負っていてもそこまで苦にならないんだと思います。

チェストストラップを締めたり緩めたり、時にウエストハーネスを締めて荷重を移し変えることもできます。

サイドポケットも大容量

SouthWestはサイドポケットも大容量です。

500mmのペットボトルやナルゲンボトルが2本余裕で入ります。

他にも三脚やテントポール、トレッキングポールなどが入ります。

止水ジッパーのウエストベルトポケット

ウエストベルトのポケットは止水ジッパーになっているので雨で中のものが濡れる心配がありません。

自分は地図やリップクリーム、お金や行動食、スマホなどを入れています。

スマホもしっかり入ります

チャックにHMGのロゴが入った手がかりもついていて開け閉めしやすいです。細かい部分も使いやすいように考えて作り込まれているなあと感じます。

よく使う部分が開け閉めしやすく、止水ジッパーなのが気に入っています。
ハイドレーションにも対応
ザックのサイドの上部にハイドレーションを通す穴が空いています。
内部にメッシュポケットがついているのでここにハイドレーションのリザーバーが入ります。
ステーの間の背中に当たる真ん中が膨らんでくるので、リザーバーは中央隔壁のあるタイプの方が膨らまず良さそうですね。

自分はハイドレーションを使わないのでこの部分にココヘリの発信機をぶら下げたりしています。
ピッケルの固定について

SNSでSouthWestにピッケルの固定はどうしてますかという話題があったので自分なりのピッケルのの固定方法を紹介します。

フロントポケットのサイドにある荷物を固定するバックル部分にカラビナを通し、ピッケルのカラビナホールにも掛けて落下防止をし、ピッケルのシャフト部分をサイドのバックルに通してザックに固定しています。

特に何かを追加しなくてもデフォルトの状態でしっかり固定できますのでおすすめです!

これ以外のもっといい方法もあるかもしれないのでもし知っていたらぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!

South West3400のいいところ、気になる点

いいところ

  • 場所を問わずガシガシ使える150デニールの生地
  • 拡張性が高い
  • ザック本体が1キロを切る軽さなのに頑丈
  • ポケットが大容量
  • 見た目◎

気になる点

  • 高価
  • 海外ブランドなのでアフターサービスがどうなんだろう、、
  • 購入するのが大変(自分はBuymaで購入しました)

まとめ

高価で手に入りづらいザックではありますが汎用性が高く頑丈で買ってよかったと言えます。

見た目から気に入っているので山に行きたいと思わせてくれる山道具です!

今後もガシガシ使っていきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

MoonlightGear
軽量の恩恵を最大限に生かすUL(ウルトラライト)アウトドアギアをはじめ、世界中から厳選した山道具を販売するお店です。実践で使って本当に使える道具だけを揃えました。

 

 

 

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