遡上鱒に始まり最高の秋鱒で終えた渓流シーズン

Fishing

今年も早いもので10月となりました。2022渓流シーズンを怪我なく無事に終え、今シーズンを振り返ってみようと思います。

 

シーズン初めはエンジンがかかるのが遅く、2月解禁だと言うのに碌に渓流に立たずダムに通い、渓流に入ったのは4月後半になってからでした。

ダム釣行記録↓

 


 

遡上鱒を狙って

 

5月6月と暖かくなり始め、遡上鱒狙いでやっとやる気が出てきて川に通い、昨年ほどいいコンディションの魚には巡り会えませんでしたがコンスタントに遡上鱒を釣ることができました。

昨年の39センチ超えの40UPを目指して川に通ったが叶わなかった。

昨年の39センチ。太く最高のコンディションだった。

 今年は遡上数自体は多いと言われていたが全体的にサイズが小さかったのと増水のタイミングが少なかった。

それでも40Upは上がっていた。

今年最高は35センチだった。

 

数を出せたことを振り返ってみると、始めたばかりの頃より確実に遡上してくるタイミングや条件、魚のつくポイントなどを少しずつ理解し始めたこと。何より知り合いが増え、師匠はじめ諸先輩方から様々なことを教えていただいたことが格段に大きかったなと実感しました。

以前はスミスDコンタクトから始まりイトウクラフト蝦夷やスプリーモ モフィー、メガバス グレートハンティングミノーなどのインジェクションミノーしか使っていませんでしたが、(もちろん今も多用しています)今シーズンは縁あってハンドメイドルアーのGAMI CRAFTのルアーを使うことが多かったです。

このGAMI CRAFTのルアーですが、まず見た目が最高にカッコいい。こんなルアーで釣れたら映えるじゃん。このルアーでいい魚をとりたい。そう思わせてくれる。釣りのモチベーションを上げてくれるルアーです。

 

Tailor60s

 

見た目の話から入ってしまいましたがもちろん釣れます。というか動きが半端ないんです。

使ってきたルアーの数も少ないしバルサミノーについて語れるようなアングラーではありませんが明らかに平打ちのアクションがインジェクションとは比べ物にならない。そして水噛みもいい。僕みたいな下手くそでもそれはわかります。

このルアーだからあの状況で反応させられた。いい魚と巡り会えたと思っています。

何よりロストしたくないからキャストに集中する。ラインに気を遣う。釣りに向き合う時間が増える。

それを繰り返すことで釣りが上手くなっていく気がします。

 


 

初めてヤマトを釣った夏

気がつくと梅雨も明け夏になり、高水温で里川の魚はすこぶる反応が悪くなり、釣りをする方も気が滅入るような暑さで長く川に居られなくなります。

昨シーズンと変わって今年は地元以外の新規河川に入ったり、SNSで繋がった方とコラボ釣行したりと行動範囲が広くなり、たくさんの釣り人と出会えたことで渓流釣りの世界が大きく開けていきました。

いちばん感じたのは、南信州は釣り人が多く、釣りに対する熱意がすごい。。。そう感じました。

まだまだ他の地域を知らない僕からしたらセンセーショナルな出来事や話がたくさんありました。

出会ってくれた全ての方に感謝です。

暑さを逃れて山岳渓流に入る機会は少なかったですが、あるエキスパートアングラーにヤマトイワナの源流を案内していただきました。

長い年月をかけて苦労して開拓した川を案内していただき、初めてヤマトイワナを釣ることができました。

ニッコウイワナと違い白い斑点がない黒い魚体に濃いオレンジの腹。いつかヤマトのデカいやつを釣ってみたいと思いました。

来年の夏が楽しみでしょうがありません。


 

秋鱒の衝撃

気がつけば9月。あっという間に禁漁まで1ヶ月を切ったと言うのに季節はまだまだ夏。

温暖化の影響なのか盆を過ぎても朝晩も20度を下回ることなく樹々も青々としていて、このまま禁漁になってしまうんだろうか。

昨年は地元の里川で居付きアマゴの秋鱒を釣ることができたが今年はどうだろうか。

昨年の秋鱒

川を歩いても秋の気配は微塵も感じませんでした。里川の魚は秋には程遠く、秋鱒を求めて別の川へ。

ですがその川でさえ魚の気配はなく、ただ闇雲に川を歩いて藪漕ぎして、心身ともに疲れ切って、今シーズンの秋鱒との出会いは諦めかけていました。

最終日前日の29日。弟の釣りに付き合うつもりで出かけた川でドラマが待っていました。

ほぼ全てのポイントに先行者の車両が停まっていて、たまたま空いていた場所、しかも入った時間帯で、いろんな運が重なって素晴らしい秋鱒を釣ることができました。

ネットに収まらないド迫力の魚体。魚類とは思えない厳つい口には牙が生え、ガチガチに硬かった。

燃えるような婚姻色のブナ模様と盛り上がった体高、幾つもの堰堤を遡上してきたのに力強く傷もほとんどない姿に畏敬の念すら感じました。

まさに衝撃。と言う言葉がぴったり当てはまる出来事で、今日のことは釣り人生において忘れない1日になりました。

何より自分で自作したランディングネットで、GAMI CRAFTのルアーで釣ることができて本当によかった。

秋鱒の攻略を指南してくれた師匠。本当にありがとうございます。

今日のことがきっかけで渓流釣りにドップリハマってしまいそうです。

シーズンが終わってしまった今寂しくてたまりません。

これ以上の魚に出逢えるのかわかりませんが、今よりもっと釣りが上手くなって経験を重ねていけばいつかもっと凄い驚愕の魚に出逢えると信じて精進したいと思います。

シーズンオフはネットの製作の方も頑張っていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!

 

 

 
 
 
 
 
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