近年のアウトドアブームでキャンパーやハイカーに注目されているハンモック。
キャンプでひだまりや木陰でハンモックに揺られながら自然を感じたり、低山にハイキングして地面を気にせずハンモックを張って休憩したり、使い方次第で様々な楽しみ方ができる道具ではないでしょうか。
1年ほど前に購入したコクーンウルトラライトハンモックが軽量で汎用性が高くとても気に入っているので記事にしてみました!
キャンプはもちろん沢登りでのビバーク、釣りの休憩時などに使ってきました。
ハンモックに興味ある方、軽量なハンモックを探している方の参考になれば幸いです。
それではどうぞ!
ハンモックのメリット
とにかく軽い
テントと比べるととにかく軽いです。コクーンのULハンモックは240g。一般的な山岳用テント1kg前後に比べても重さは約4分の1です。
設営が簡単
木さえ生えていればどこでも簡単に自由に設営できます。
木にツリーストラップやスリングを巻き付けて、長さを調整するだけ。
すごくシンプルなんです。
斜面だろうが岩がゴロゴロしていようが場所を選ぶ必要もありません。
テントのように整地したり、ペグが刺さらなかったり、ガイラインの調整など細かい調整も要りません。
椅子にもなる
低く張ることで椅子の代わりにもなるんです。
むしろ椅子より軽いし、ゆらゆらして心地いいですよ!
斜面でも、凸凹の地面でも関係なく快適に過ごせる
山で平らな場所ってかなり少ないですよね。沢になるとなおさら平らな場所って限られます。平らでも低くて増水時に危険な場所であったり、、、
薮みたいなところだと虫や地面を這う系の動物の侵入も考えられます。
ハンモックだと地面から高さが出るのでそういったリスクを気にすることなく安心して眠れます。

沢登りでハンモック泊
何と言っても寝心地の良さ◎
地面に寝るのと比べてとても寝心地がいいんです
テントだとちょっとした凸凹が背中にあたって気になったり、少しの傾斜でも気になったりしますが、ハンモックは浮いているのでどこでも寝心地は変わりません。
あの独特の浮遊感がとても心地よく、自然と眠くなっていきます。笑

春のデイキャンプで
ハンモックのデメリット
木がないと張れない
森林限界を超えるような場所や湿原や野原みたいな開けた場所ではハンモックを設営する高さのある木が生えていない場合が多いのでそういった場所では張れません。
気持ち良すぎて出れなくなる
あまりに寝心地が良すぎて何もしなくなります。笑
気づくとあっという間に時間が過ぎてしまったなんてこともしばしば。。。
他に目的がある場合は寝すぎに注意しましょう。笑
ハンモックをさらに快適にする道具3選
ハンモック単体でも十分快適ですが、日差しが強かったり、雨ふったり、寒い時期に使うときには工夫が必要になります。
ハンモック泊には必須といっても過言ではない道具を紹介します。
タープ
当たり前ですがハンモックは屋根がないのでテントと違って野ざらしの状態です。
日差しが強かったり、雨が降ってくるような状況だとタープは必須です。
風が強く吹き抜けるような場合はハンモックを包むようにタープを張ることで風を防ぐことができます。
もしもハンモックが破れて使用不可になってもタープをツェルト代わりに使用することも可能なのでタープは必携だと思います。
あまり大きいものだとハンモックの軽さのメリットを打ち消してしまうので僕はローカスギアのTarp X Duo Silを使っています。

470gとDCF (キューベンファイバー)の物より重いですが、シルナイロンのため伸びがよく、タープとしてはDCF よりこちらの方が優れているのかなと今のところは考えてます。
ハンモックキルト
気温が下がる秋、冬になってくると背中が冷えやすいハンモックだと寒さを感じます。
そこまで寒くないうちはエアーマットで代用可能ですが、背中側をダウンで包み込んでくれるダウンキルトがあるととても快適です!
シュラフやダウンブランケットなどでも工夫すれば代用可能なので、専用品でなくてもなんとかなります。
厳冬期にはそれなりのダウン量がないときついです。
モスキートネット
木の生えている場所は基本的に虫が多いです。
また夏場や沢や薮の近くで野ざらしで寝ると高確率で虫に刺されます。
自分が使っているコクーンのウルトラライトハンモック以外にもたくさん種類があるので自分に合ったハンモックを探してみてください!
いくつか紹介しておきます!
コクーンウルトラライトハンモック
僕が使っているハンモック 軽量特化型
Lenzai
DDハンモック
おそらく一番有名なのはこれ
まとめ
ハンモック泊を始めてからまだ1年程度と経験も浅いですが、シンプルで快適なハンモックは本当にオススメです!
コレからたくさんいろんなところでハンモック泊して行こうと思っています。
ハンモック気になるんだよなぁ〜って方はぜひ挑戦してみてください!あたらしい世界が待っています!
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