厳冬期の八ヶ岳主峰 赤岳に行ってきました。
前日まで冬型の気圧配置で北陸はドカ雪だったのですが、八ヶ岳エリアは少量の積雪。登山日は晴天。今年一番の山行になりました!!
今回はその山行の振り返りになります。(写真メインです)
最後に服装と持ち物をまとめていますので興味ある方はお読みください。
山行
美濃戸山荘まで車でいき、朝6時に出発しました。平日ということもあり駐車場は空いていました。
行者小屋を目指すので南沢を上がります。

雲ひとつない空に期待が膨らみます。
約1時間30分程で行者小屋に到着。小休止しチェーンスパイクからアイゼンに履き替え、ヘルメットを被って地蔵尾根を上がります。
今回は文三郎尾根ピストンではなく、地蔵尾根を上がって、文三郎尾根を下ることにしました。

朝日に照らされて輝く阿弥陀岳が美しかったです。
地蔵尾根は急傾斜なのでピッケル、アイゼンを駆使して登ります。距離は短いですが一気に高度を上げます。

高度感がありなかなかスリリングな箇所もありました。

アイゼン、ピッケルが効きにくい場所は怖かった。
地蔵尾根を登り切って稜線へと出ると最高の景色が待っていました!まだ山頂ではないのに達成感感じました。笑

地蔵尾根から横岳
東に富士山、目の前に赤岳、右に阿弥陀岳を拝み、横岳を背にして先に進みます。もう最高以外の言葉が浮かばない。

東に富士山

聳える赤岳

中岳と阿弥陀岳
赤岳天望荘から山頂まではあっという間でした。

赤岳頂上山荘から横岳、硫黄岳へ続く稜線
山頂に無事辿り着き、雲ひとつない快晴に感嘆としました。日が出ていていましたが山頂は寒かったです。長居はできないので景色を目に焼き付けます。

赤岳山頂
権現岳、南アルプス、甲府盆地、富士山
ここから下山になります。下山時の方が事故が多いので気を引き締め治して降ります。
文三郎尾根ルートで下山します。朝早かったので登ってくる方と何回かすれ違いました。

文三郎尾根から中岳、阿弥陀岳
分岐まで来ると斜度が緩くなり、樹林帯が近くに見えます。阿弥陀岳に登る登山者が小さく見えました。
マムート階段は雪で埋まっていました。今年は雪が多いですね。
樹林帯までおりてくると風もなくなり暑くなりました。ここでハードシェル、ヘルメットを取りました。朝出発してから4時間以上経っているのでお腹が空いてきました。笑
樹氷と八ヶ岳ブルーが幻想的で、夢のようです。
行者小屋に戻ってきたところでアイゼンを外し、チェーンスパイクに履き替えます。
ここで昼食にしてもよかったのですがとても天気がいいので中山展望台で昼休憩にすることにしました。
横岳が目の前に見えるこの場所がとても好きです。
昼食はカップヌードルとコンビニのおにぎり。おにぎりはカチコチに凍っていたので残った汁にぶち込んで食べました。あんまり美味しくなかった。笑
赤岳鉱泉を経由して下山します。行者小屋も赤岳鉱泉も人が少なくとても静か。
横岳の上の空に月が見えました。

アイスキャンディー
北沢を降ります。降りはあっという間。
無事に行ってこられたこと、ここまで天気の良い日に山に行けて最高でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の装備
使用したザックはハイパーライトマウンテンギアの3400SouthWest

カメラ機材は並べ忘れました笑
服装
アルパイン ウェア上下 |
上 Haglöfs Spitz Jacket |
---|---|
アンダーウェア | 上下 finetrack DRY LAYER® WARM |
ミドルレイヤー・防寒着 | Haglöfs BUMGY JACKET |
登山靴 | LOWA アルパインエクスパートⅡ |
手袋 | HESTRA ミトン3フィンガー |
靴下 | スマートウール |
帽子 | 山と道 Merino Knit Cap |
ネックウォーマー・バラクラバ | Buff
COAL |
携行品
- ヘルメット Grivel Sterth
- ゴーグル Smith
- ヘッドライト Petzle アクティックコア
- アイゼン Grivel G12
- ピッケル ブラックダイヤモンド Venom Adze
- チェーンスパイク Snowline
- ナルゲンボトル スポーツドリンク1L
- サーモス山専ボトル お湯750ml
- 時計 プロトレックF30
- 携行食 ウイダー、チョコバー、カップヌードル
その他予備携行品
- クッカーセット
- 予備手袋 テムレスブラック、メリノ手袋×2
- ホッカイロ マグマ
- ツェルト
- エスケープビビィ
- エマージェンシーキット
- ココヘリ
- ダウンパンツ
- ダウンブランケット
- 山と道 ミニマリストパット
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